ドイトの園芸|Doit's Gardening

ドイト園芸広場2018年6月コラム

鉢花アジサイ
(ハイドランジア)を
楽しむコツ

アジサイは梅雨に花を咲かせる庭木として古くから知られていますが最近は母の日に向けて促成開花した鉢花仕立てのアジサイ(ハイドランジア)が多く流通します。
鉢花アジサイの開花中の管理、来年も咲かせるコツをお話ししましょう。

アジサイの種類

ホンアジサイ

多くの鉢花アジサイは、この仲間に含まれます。葉にツヤがあり、大きな葉をしています。明るい場所を好み、日当たりが良くない場合は花付きが悪くなる傾向にあります。

ヤマアジサイ

ヤマアジサイタイプ

ホンアジサイに比べて全体に小ぶりで、葉にはあまりツヤが無くザラザラとした質感があります。森の林床に生えることが多く、日陰~半日陰を好みます。

アナベル

アナベルタイプ

樹木と言うよりは、宿根草のような育ち方をします。アジサイの多くが前年の枝に花芽を付けるのに対し、アナベルはその年に伸びた枝先に花芽を付けて咲かせます。
開花は遅く、自然開花なら7月頃に開花します。基本、白花と赤花で、土の酸度による花色の変化はありません。

ノリウツギタイプ

ピラミッドアジサイとも呼ばれたりするグループです。多く見られる品種に「ミナヅキ」「ライムライト」等があります。
 他のアジサイに比べて開花が遅く、自然開花なら7月頃の開花になります。
 やや強めに切り戻してもあまり開花に影響しないので、コンパクトに仕立てやすいタイプです。「カシワバアジサイ」も似たような性質です。

カシワバアジサイ
開花中の鉢花アジサイを長く楽しむ
水やり
アジサイは水分を多く必要とする植物です。鉢植えアジサイの多くは、水がたっぷり与えられる「底面灌水鉢」で植えられています。開花中は特に水を大量に消費するため、水切れは禁物です。
  • 底面灌水鉢の場合
    常に水を切らさないように水を貯めておきましょう。月に一度は株元から鉢底に流れるように水を与えます。
  • それ以外の一般的な鉢の場合
    株元からたっぷりと水を与えましょう。受け皿に出た水は、30分以上貯めておき、用土の中まで水分をたっぷり浸み込ませます。
置き場所
明るい室内で、直射日光が当たらない場所に置きます。
直射日光は温度が上がりやすく、葉から水が大量に蒸散するので水切れのような状態になってしまいます。
特に締め切った窓辺は、想像以上に温度が高くなっているので要注意です。
気温は15℃くらいがベストです。
開花後の鉢花アジサイの管理
終わった花は?

年の花芽は7月後半には準備が始まります。7月前半には終わった花を花房から2~3節下を切戻します。

  • 一般的なあじさいの選定の仕方一般的なあじさい
    7月上旬までに花房から2節目下で切戻す
  • アナベルの選定の仕方アナベル
    アナベルは翌年の3月までに地際から切戻す
鉢は?用土は何を使うの?

鉢は一回り大きな鉢に植替えすることをおすすめします。
一般的な鉢花用培養土で植付けができます。アジサイの花色が用土の土質により変化するのは有名です。酸性なら青色に、アルカリ性なら桃~赤系に変化します。
用土を酸性にしたい場合は、鹿沼土やピートモスを多く培養土に混ぜます。アルカリ性にしたい場合は、苦土石灰等を用土に混ぜます。

土質と鉢花アジサイの花色の変化の関係
土質と鉢花アジサイの花色の変化の関係

「※鉢花アジサイ(ハイドランジア)を楽しむコツ」は季刊誌はいからVol85に掲載されたドイト提供記事をweb用に再編集いたしました。
はいからについてくわしくは アクティブなシニアを応援するサイトはいからをご覧ください

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