ドイトの園芸|Doit's Gardening

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育てる前に知っておきたい
ブルーベリーの品種と選び方

ブルーベリーは家庭で育てる果樹としては育てやすく,大変人気があります。 栽培に適した気候や、実の大きさによっていろいろな品種があるので、最適なものを選びましょう。

ブルーベリーの代表的な系統

ブルーベリーはツツジ科スノキ属の植物で、日本にもシャシャンボ、ナツハゼ、クロマメノキなどの近縁種がいます。
一般的には北米に自生するグループの総称として用いられ、実際は様々な種類やグループがあります。
今回は、よく育てられているブルーベリーの「三つの系統とその特徴」をご紹介します。

ノーザンハイブッシュ系(寒冷地向き)

収穫期:6月上旬頃から

長所:食味が良く、大実の品種が多い。寒さに強く寒冷地栽培に向く

短所:花芽形成には一定期間の低温が必要。(暖地栽培に向かない)夏の高温多湿や用土の乾燥に弱い。

代表的な品種:ブルーレイ、ダロウ、ブリジッタ、おおつぶ星、スパルタン、アーリーブルー、ウェイマウス、デューク、チャンドラー、ヌイ、ブルークロップ、バークレイ

サザンハイブッシュ系(温暖地域向き)

収穫期: 6月中旬頃から

長所:ノーザンハイブッシュ系に比べて暑さに強い。
暖地栽培にも適し、コンパクトに育つ。
食味の良い品種が多い。

短所:過湿に弱く、ラビットアイ系に比べるとデリケート。夏の高温多湿や用土の乾燥に弱い。

代表的な品種:ミスティ、レガシー、オニール、サンタフェ、ジュエル、リベイル、オザークブルー、サンシャインブルー、シャープブルー、ジョージアジェム

ラビットアイ系(温暖地域向き)

収穫期:7月中旬頃から

長所:夏の暑さ、用土の乾燥にも強く強健な品種が多い。
生育旺盛で収穫量も多い。

短所:ノーザンハイブッシュに比べ寒さに弱い。(-10℃以下になる地域では栽培が難しい)

代表的な品種:ウッダード、ティフブルー、ホームベル、ノビリス、オースチン、ブライトウェル、クライマックス、フロリダローズ、グロリア、ブルーシャワー

※ラビットアイ系を台木に、ハイブッシュ系を接木した苗も流通します。ラビットアイ系の根の強さを持ち合わせており栽培がしやすく、実付きが良いのが特徴です。

一本では実がつかない?

ブルーベリーは自らの花粉では果実が結実しにくい性質を持っています。
一本でも実は付きますが実付きが悪くなり、大きさも小さくなります。
実付きを良くするために、別の品種を近くに植えることで実付きが良くなります。
注意点は同じ系統の中で別の品種を選ぶことです。

例えば、ラビットアイ系のホームベルなら同じ系統のティフブルーやウッダードを選びます。 サザンハイブッシュ系のサンシャインブルーならミスティやオニール等を選びます。
別系統の品種では品種が別でも受粉が成功しない場合が多く、実付きが良くなりません。
もし既にブルーベリーを植えている方は、自宅にあるブルーベリーがまずどの系統なのか確認してみましょう。

  • ※この他にも品種によっては開花時期が問題があります。
  • ※受粉を効率よく行えるよう3品種以上を近くに植えて、それぞれが受粉しやすくなるようにしましょう。
系統がわからない時は

「自宅にあるブルーベリーの品種も分からなければ、系統も分からない」場合もあると思います。
そんな時には、系統だけでもおおよそ調べる方法があります。
ブルーベリーの葉の形状や質感を見てみましょう。それぞれ異なる特徴があります。
ラビットアイ系かハイブッシュ系かがわかれば無駄な品種を買い足すことを防げます。

  • ラビットアイ系
    細長い葉の品種が多く、葉のフチにはギザギザした鋸歯があって触るとザラザラする。
  • ハイブッシュ系
    ラビットアイ系に比べ丸っこい葉と艶やかな光沢がある品種が多い。

※「育てる前に知っておきたい ブルーベリーの品種と選び方」は季刊誌はいからVol88に掲載されたドイト提供記事をweb用に再編集いたしました。
はいからについてくわしくは アクティブなシニアを応援するサイトはいからをご覧ください

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