DIYハウツー集

ドイト ハウツー集

置き畳の設置と畳の手入れ

畳の持つ落ち着きのある風合いは、他の床材にはない独特の趣があります。
近年は部屋の洋風化が進み、床もフローリングにすることが多くなりました。しかし、畳特有の肌触り、調湿、防音効果など、畳の良さが見直され、手軽に敷ける置き畳の人気は高まっています。
畳を長い間気持ちよく使えるように、掃除や換気などに気を配り、日頃からの手入れを心がけましょう。

置き畳(ユニット畳)

フローリングの固い床の上に、直接すわったり寝転んだりしてもくつろげませんね。そんなときには置き畳(ユニット畳)がおすすめです。 

畳のサイズは、半畳タイプか一畳タイプが主流。フローリングの好きな場所に手軽に敷け、使わないときはコンパクトに収納できます。素材は通常の畳と同様、天然のい草なので、畳ならではの質感や香りを十分に感じることができます。

洋風の部屋に和風テイストを取り入れてインテリアのアクセントに。色柄のレイアウトも楽しめ、空間演出もできます。

縁あり、縁なし、色柄で選べます。
裏側は、写真のように、畳同士がジョイントできるようになっているタイプもあります。

畳の手入れと補修

畳は元来、日本の気候風土や木造家屋に適した床材でしたが、保温性や気密性の高い住居になったことで、畳がダニやカビの発生源となってしまうことも多くなりました。
日頃から、換気や掃除を心がけ、快適に畳を使えるようにしておくことが大切です。

ダニを発生させないために

こまめな掃除と換気に心掛けましょう。ダニのえさとなるホコリ、フケ、食べかすを放置せずに取り除き、清潔な環境にしておくことが大切です。また、畳は湿気を嫌うので、天気のいい日に窓を開けて換気をし、できればたまに畳を持ち上げて風を通しましょう。

 

畳の上のじゅうたん、カーペットは禁物!

畳の上にさらに敷物を敷くと、ゴミや湿気がたまりやすく、ダニの大発生につながります。なるべくならば、敷かないようにしましょう。

 

カビを生やさないために

畳は吸湿性が高く、湿気の多い6月~9月くらいの時期は、不衛生にしていたり換気をおこたると、カビが発生しやすくなります。また、冬でも過剰に加湿をすると、結露ができてカビの原因になるので要注意です。
カビ予防には、ダニ対策と同様にやはり掃除と換気が重要です。万が一カビが発生してしまったときには、まず畳を上げて十分に乾燥させます。ブラシを使って目に沿ってていねいに取り除き、消毒用アルコールを布に染み込ませてふき取ります。

畳の修理

畳の上に家具やピアノなどを置いてへこみができてしまったときには、濡れた布を当てて上からアイロンをかければ回復します。
畳の表面が日焼けしたり傷んできたら、畳表を裏に返す「裏返し」にして使います。裏返しをした畳表が傷んできたら、畳床(芯の部分)はそのままに、畳表(表面の部分)だけ貼りかえる「表替え」をします。さらに古くなり、弾力性もなく傷みも激しい場合は、全体を取り替えることになります。

畳ワックスの使い方

1. 畳のヘリに液がつかないよう、ビニールなどでカバーしてください。
2. 濡れた雑巾で汚れを落としながら畳を少し湿らせてください。
3. ボトルをよく振りかき混ぜてから、平らな容器に適量を移します。
4. お手持ちのスポンジに液剤を含ませます。
5. 初めは円を描くように塗ります。
6. 続いて畳の目に沿ってムラのないように伸ばしてください。
7. 塗った後は30分くらいで歩けるようになりますが、完全乾燥は3~4時間おいてください。
使用前と使用後の色の違いです。
こんなにも美しく変わります。
資料協力:アズマ工業株式会社
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