DIYハウツー集

ドイト ハウツー集

花壇土づくり

花壇作りを始めるとき、まず大切なのは草花に適した土壌を準備することです。
土がよい状態であれば、草花は自然に根付き元気よく生長してくれます。
草花にやさしい土壌づくりにチャレンジ!

はじめに・・・ 良い土とは?

良い土の条件とは、まず通気性・排水性が良いことです。
それでいて保水性・保肥性も良いという矛盾した条件を備えていなければなりません。
この様な理想の土を「団粒構造の土」といいます。単粒構造の土は、土粒の隙間が小さくすぐ水びたしになるので、
根の呼吸に必要な酸素が供給されず、根は窒息状態になってしまいます。

○団粒構造の土

団粒と団粒の隙間には、根の呼吸に必要な酸素が確保され、水やりのたびに新鮮な空気に入れかわります。
また、余分な水も隙間を通って抜けていきます。つまり、通気性・排水性の良い土と言えるのです。

加えて、団粒の表面には水分・養分が付着し、団粒の内部に蓄えられます。
そして根は必要に応じて水分・養分を吸収します。
よって、団粒構造の土は、保水性・保肥性も兼ね備えているのです。

○ 団粒構造の土を作るには・・・

これには単粒同士を結合させる接着剤が必要です。
その接着剤となるのが有機物であり、また有機物をエサとして増殖する微生物なのです。
例えば落葉を発酵させて作られた腐葉土は、やがて土の中で微生物によって分解され腐植土になります。
この糊に似た腐植が土の単粒を結合させ、団粒化を促進します。

たい肥や牛フンも同様の効果があり、単粒構造の土に混ぜて使用します。
こうすることにより、水やりなどで団粒がくずれても修復され、理想的な状態を保つことができます。
また、有機物を含んだ土壌は、保肥性にも優れています。

肥料・用土の種類

○たい肥
 藁・落葉・野菜くずなどを腐熟させた肥料のこと。
    土中の微生物を増やし、水はけや通気性を良くする働きがある。

○消石灰
消石灰は速効性の石灰質肥料で、土壌の酸性改良に役立ちます。
消石灰はアルカリ分が高いので、まいてからすぐには種まきや植付けをせず、2~3週間ほど土とよく反応させます。

○元肥
基本栄養補給のため、種まきや苗木を植え付ける事前に、土壌に与えておく肥料です。有機質肥料のように、効果がゆっくりと持続する遅効性肥料(緩効性肥料)を使用します。

○追肥
植物の生育に応じて与える肥料です。主に速効性のある液体肥料や化成肥料を使用します。

○培養土
肥料・腐葉土・石灰などを一定の割合で混ぜ合わせた土。配合はその種類によってさまざまですが、含まれている肥料成分に注意し、その後の土壌管理にも役立てましょう。

土作り・その1 更地を花壇にする場合

1)土に養分を与えるたい肥と、土の酸度を中和する消石灰を用意します。
5)耕した花壇全体に薄く均一に消石灰をまき、シャベルで混ぜ合わせ、1週間おきます。
2)掘る・耕す・ならす・混ぜるなど、土づくりに欠かせない主な園芸用具
3)固まった土をスコップで砕きながら、40~50cmほど掘り返し、ゴミを取り除きます。
4)手作業で地道に取り除いた砂利や瓦礫などのゴミも、集めてみるとかなりの量になります。
5)耕した花壇全体に薄く均一に消石灰をまき、シャベルで混ぜ合わせ、1週間おきます。
6)1週間後、たい肥を入れるために、再びスコップで深さ30cmほど掘り起こします。
7)まんべんなくたい肥を混ぜていきます。かたまりがあれば、手でほぐして細かくします。
8)すぐに植栽すると根に悪影響の可能性もあるので、この状態で1週間放置します。

土作り・その2 庭土を再生する場合

1)剣スコップで庭土を約30cm堀り起こし、表土と深土を入れ替えて、土を生き返らせます。
2)庭土がふっくらしたところに、続いて完熟たい肥を追加します。まずは適量ばらまきます。
3)庭土に完熟たい肥を混ぜ込みます。移植ゴテなどを使って、端から順にまんべんなく混ぜましょう。
4)混ぜ込んでおくだけで長く効く、緩効性肥料を花壇全体にまきます。
5)完熟たい肥に元肥の混ぜ込みが済んだら、培養土を加えます。
6)培養土をよく混ぜ、最後に土の表面を板などで平らにならしたら、土づくりは終了です。
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