DIYハウツー集

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珪藻土壁材の塗り方 その1

天然自然素材"珪藻土"を使用したお部屋のリフォーム。自然素材ならではの、柔らかく、落ち着いた感じに仕上がります。

素材

珪藻土壁材(けいそうどかべざい)とは

シックハウス対策、建築基準法に適合する安全な建材です F☆☆☆☆
ビニール壁紙用、古壁用
1坪用・3坪用

珪藻土壁材は、160万年前のプランクトンの殻の化石が、長い間堆積して出来た土を原料とした壁材です。

珪藻土壁材には、シックハウス症候群の原因となる"ホルムアルデヒド"を吸着除去分解する脱臭機能と、室内の湿度が高くなると珪藻土壁材が湿気を吸収し、乾燥すると水分を室内に放出する調湿機能があります。

ビニール壁紙用
ビニール壁紙 石膏ボード
しっくい、合板
コンクリート、モルタル
古壁(せんい壁用)
古い和風壁、中塗土、しっくい
石膏プラスター、コンクリート

珪藻土壁材の必要量の目安

例)1坪用(重量約/3kg)の場合
  6畳部屋で、壁面に10箱、天井に3箱使用。(開口部を含む)

古壁(せんい壁、じゅらく壁など)用のカラーと仕上げ見本

NO.51
コテ波仕上げ
NO.52
スポンジ仕上げ
NO.53
ハケ仕上げ
NO.54
平滑仕上げ
NO.55
コテバケ仕上げ
NO.56
コテ波仕上げ

ビニール壁紙用のカラーと仕上げ見本

NO.71
ヘラ・コテ尻仕上げ
NO.72
コテバケ仕上げ
NO.73
コテ波仕上げ
NO.74
NO.75
スポンジ仕上げ
NO.76

参考

珪藻土とは

藻類(プランクトン)の殻の化石が湖底や栄養豊富なな海底に長年にわたって堆積してできた粘土状の土で、草食や肉食哺乳類が出現した約6,500万年~164万年前の第三紀の地層に多くは堆積しています。

粒子は極めて細かく表面に微細孔が無数にあるため保温、断熱、防露、調湿、遮音、脱臭などの機能を持ち、古くから七輪、耐火レンガの原料や研磨剤、ろ過材、断熱材、防臭剤などとして使われています。

*漆喰(しっくい)との違い

漆喰は主に外壁で使われる材料で、原料は日本では消石灰(石灰)に植物繊維や山土を入れて混ぜ合わせたもの。ヨーロッパでは消石灰の代わりに石膏を使っていました。

施工の手順

ビニール壁紙の上からの施工で2回塗りを行いました。壁だけでなく天井も施工し、一体感のある柔らかな仕上がりに。窓の際、照明の上、カーテンレール周りなど細かい部分は、ヘラや筆など、手持ちの用具を駆使。あせらず、確実に施することがポイントです。

下準備養生はていねいに

天井を含めて、部屋全体を施工するためには、しっかりとした養生(塗料が付着しては困る場所にシート等で覆う作業)と足場づくりがポイント。
塗装の技術自体は、施工しながら確実に上達していくものです。

1.養生前

ビニール壁紙の上から珪藻土を塗ります。

2.壁の清掃

壁に付いた埃を掃除機で吸い取ります。

3.モールディングの施工

(珪藻土施工とは関係ありません)
モールディングを張ります。

4.養生(マスキング)

ペイントを行う場合、養生が重要。面倒ですが、これをしっかりと行う事で塗装作業がはかどります。 今回は養生に便利な「コロナマスカー」を使いました。大小のシート幅があり、腰板をしっかり覆う大きいタイプを使用しました。
コロナマスカー
ビニールシート(小/幅55cm、大/幅110cm)が折り畳まれています。
 
「コロナマスカー」は便利なビニールシート付のマスキングテープです。これがあると養生も効率的にできます。

珪藻土の練り方

ビニール壁紙の上から直接塗れるタイプを使用。ビニール壁紙のエンボス(凹凸)が大きく、それを隠すのに厚塗をするため、材料は余分に用意します。

1.バケツに水を用意

あらかじめバケツに5分の1ほど水を入れます。壁材は水を吸っていくため、棒などで練りながら徐々に水を足して固さを調整していきます。固めの方が塗る際にボタボタと落ちませんが、余り固すぎても塗りづらくなります。

バケツやへらに付着した珪藻土壁材は、あまり固まらないうちでしたら、塗れた雑巾で拭き取ることが出来ます。

2.珪藻土を入れる

珪藻土壁材を、水を張ったバケツに静かに入れます。バケツには1坪用の袋に入った壁材が全量入ります。壁材を水の中に入れると、壁材は勢い良く水を吸います。

3.上から水を足します

水が足らない場合は水を足します。棒を用意し練りながら固さを調整し、少しずつ水を足していきます。

4.よく練ります

水を足して練り始めると、珪藻土はどんどん水を吸っていき固くなりますので、また少し水を足しよく練ります。 下の方に、水を含んでいない珪藻土の塊ができないようによく練ります。

5.ほど好い固さになりました

初めて珪藻土を練るときは、水の足し方に緊張するかもしれませんが、2回目からは慣れてきます。

6.準備OK

作業には、場所に応じてコテやへら、あるいはハケも使うことがあります。水を入れたバケツを用意し、使い終わったコテやヘラを入れて置くと、すぐにきれいな用具を使って作業ができます。 また、すぐ拭き取れるため雑巾も用意しておきましょう。
※こちらのページの画像はイメージです。商品のお取り扱いについては、各店舗にてお問い合わせください。