DIYハウツー集

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ハーブの収穫〜種まき・摘心・増やし方 1

ハーブの楽しみはいろいろありますが、育てることはもちろん、なんといっても収穫して利用することが一番の楽しみでしょう。育てているけれどもなかなか利用するまでにならないとか、増やし方がわからなくて思い切り使えないという悩みを持っている方がいるかもしれません。

たくさん増やして収穫を長く楽しむためのテクニックや種まきのポイントなどをおさえれば、ハーブをもっと利用したくなるはずです。簡単な手入れなので、ぜひ試してみてください。

ハーブの収穫

収穫はハーブでなくともとてもうれしいものです。ハーブは種類によって利用する部分や収穫時期が異なります。生で利用するのがおすすめですが、乾燥して保存することができるものもあります。
 
●乾燥に向くハーブ
セージ、タイム、スイートマジョラム、ローズマリー、カモミール、ローレルなど
 
●花を収穫する物
ラベンダー、カモミール、ボリジ、ナスタチウム、マロウなど
 
●葉や茎を収穫する物
バジル、レモンバーム、チャービル、チャイブ、パセリ、セージ、ミント、コリアンダー、センテッドゼラニウム、ヤロウ、ヒソップ、ローズマリー、タイム、オレガノ、スイートマジョラムなど
 
●種を収穫する物
フェンネル、キャラウェイなど
 
●実を収穫する物
ワイルドストロベリー

ハーブの保存

ハーブの保存にはいろいろな方法がありますが、乾燥保存が一般的です。

葉を利用するものは、茎ごと収穫します。葉や茎を使用するハーブは開花直前に収穫します。花をティーやエディブルフラワー、ドライフラワーにするときは開花直後、ポプリには満開のものを収穫します。

ざるのようなものに広げるか、少しずつ束ねて逆さに吊るし、風通しのよい日陰で約1ヶ月間乾燥させます。乾燥させたハーブは、ビンやビニール袋に入れて密閉保存します。
 
 
いろいろなハーブの保存法
乾燥保存
 
①少量ずつ束ね、風通しのよい日陰で逆さ吊りで乾燥。

②ざるやアミの上に重ならないようにパラッと広げてもよい。

③ハーブをティッシュで包んで、シリカゲル(乾燥剤)を敷き詰めた密閉容器に入れて保存。
①日陰で逆さ吊りにして乾燥
②ざるやアミの上に広げて乾燥③乾燥剤を敷き詰め密閉する
③乾燥剤を敷き詰め密閉する
オイル漬け
タッパーや空きビンなどに水をきったハーブを食用油に漬けて保存。
調味料風味付に便利です。
冷凍保存
ユズなどはそのまま冷凍保存すると生と同様に使えます。摘み立てをジッパー付の袋に入れ、ラベルを付けます。
人工的な乾燥
電子レンジや白熱灯を使い乾燥。白熱灯の場合は、陶器の皿にハーブを広げ50度ぐらいで約30分が目安です。
採取年月日を書いて密封保存を
充分に乾燥させたハーブはビンやビニール袋で密閉保存を。ハーブ名、摂取年月日を書いて日の当たらない涼しい場所で保管します。

収穫に差をつけるなら適芯を

背丈の伸びるものは摘心して側芽を育ててやると、枝葉が増えます。開花した枝は切り戻しておくとまた新しい枝が出てきます。この作業をやるかやらないかで、収穫に差が出てきます。
バジルの摘芯
 
バジルの花が咲いてきたら、高さ 20~30cm残して刈り取るとまた新しく芽が出てきます。

収穫を考えた種まき

利用するならばいっぱいほしいバジル、ジャーマンカモミールなどは種から育てるのが絶対におすすめです。生長の遅い木本類(ラベンダー、ローズマリーなど)は種から育てないほうが無難です。
またミントは種から育てるとそろいが悪いのであまり適しません。
直まきがおすすめのフェンネル、ボリジは大きくなってしまうので、スペースが確保できない場合には、幼苗を買い求めて根を痛めないように植えつけることもできます。
 
 
 
種まき
 
種は安く、たくさんの株がつくれるのが魅力です。
多年草のものより一年草のものを中心に種をまくのがおすすめです。
1.種をまく
容器に種をまくとき、新しい鹿沼土(小粒)を3/1ぐらい混ぜると管理が楽。種まき前に十分土を湿らせる。
2.発芽を待つ
新聞紙を容器の大きさに切ってかぶせ、飛ばないように四隅に石をのせて発芽を待つ。
3.給水は底面から
新聞紙が乾いてきたら、新聞紙の上から静かに水やりをする。小さな鉢なら鉢受けに水を入れ、底面から給水する。
4.間引きする
苗が込み合ってきたら葉と葉がややふれあう程度に間引きする。