DIYハウツー集

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用土の再生

土は再利用が基本

畑で土の入れ替えをすることは通常はありません。鉢植えでは新しい用土を利用することが基本となっていますが、鉢植えの用土もしっかりと古い根や枯葉を取り除き、フルイにかけて微塵や大きな石を取り除き、不足した養分や腐葉土を堆肥や肥料で補えばいい土に甦ります。

土が元気だと植物もいきいき

一度植物を育てた土は団粒構造が崩れ、排水性、通気性が悪くなっています。肥料分も花や実に吸い取られて少なくなり、病原菌や害虫などが混入している可能性もあります。
土をそのままに次の植物を育てると、成育に影響が出ることもあります。土の状態を見て植え込みましょう。

土の再生は夏と冬が最適

土の再生は季節を問わず行う事は出来ますが、一番最適なのは冬と夏になります。
以下の三点が、主な理由です。
 
[ 1 ] 冬は低温、夏は高温による殺虫・減菌が行いやすい。
[ 2 ] 花や野菜の作付けを入れ替える期間なので土を耕しやすい。
[ 3 ] 春や秋の植え付けシーズン前に土を良い状態にしておく事ができる。
 
以上のことから、季節の変化を上手に利用して土を良い状態に保ちましょう。

用土の再生方法

 ■ 再生土利用のポイント     
再生土を利用する時は団粒構造を維持し、通気性と排水性を高めるために、腐葉土や牛フン、堆肥などを全体の20~30%混ぜ、さらに新しい土(赤玉土など)を20~30%加え、土壌改良をしてください。
なお、プランター栽培でナス科植物(ペチュニアなど)やマメ科植物(スイトピーなど)の連作(続けて栽培すること)は避けてください。連作の場合、用土を変えて植えつけたほうが成育状況が良くなります。
 
 
 ■ プランターの場合         
1.土をフルイにかけ、根や虫を取り除きます。
2.苦土石灰、有機石灰、牛フンなどを加え、土壌を中和します。
3.土をシートに広げ、約一週間から10日程度、陽にさらします。
~さらに手軽にできる再生方法~
1.苦土石灰などを加え、ビニール袋に入れ、少し水をかけてゴムなどで口をきつく縛ります。
2.直射日光で約一週間から10日程度、蒸し焼きにします。
 
 
 ■ 花壇・畑の場合         
1.30~40cm程度の深さで土を掘り起こします。
2.掘り起こす手順は、掘り起こした土を何度かひっくり返して土を混ぜ合わせます。その際に古い根や石を取り除きます。表層に入れ替える作業なので「天地返し」と呼ばれます。
3.掘り起こした土は、耕した状態で2~3週間ほど空気にさらします。夏は直射日光、冬は寒気にさらすことで土中の害虫が死滅し、土壌の質も改善されます。
4.苦土石灰などを混ぜて中和します。1平方メートルあたりバケツ1杯の堆肥や牛フンなどを混ぜ合わせ、深さ30cmくらいまでをよく耕し、植物を植える準備をします。植え付けの1~2週間前に行うとよいでしょう。

土壌改良剤の種類と特徴

 
種類 期待できる効果 備考
腐葉土
広葉樹の落葉を堆積し、腐敗させたもの
通気性、排水性、保水性に富んだ土ができる 堆肥より排水性、通気性の改善に優れる。花栽培にお勧め
ピートモス
水苔などが長年湿地で堆積してできたもの
軽く、保水性、保肥性に優れた土になる 微酸性なので、酸性を好む植物に適する
バーミキュライト
ひる石を高熱処理したもの
通気性、排水性、保水性、保肥性に優れた軽い土になる 重い用土と混ぜるとスポンジ状の構造が潰れ、保水性・排水性の性質が悪くなるので注意。ハンギングやベランダ栽培に適する
堆肥
ワラなどの有機物を堆積して腐敗熟成させたもの
土中での分解が早く、通気性、保水性、保肥性に優れた土になる 畑では腐葉土より保肥力に優れる堆肥が使われる。
牛フン
牛の糞を熟成させたもの
排水性、保水性、保肥性に優れた土になる 動物性堆肥の一つで、畑の土壌改良に多く利用される。保肥力が強いので多肥を好む植物にお勧め
石灰類
消石灰、苦土石灰、有機石灰などがある。
酸性土壌を弱酸性からアルカリ性に調整する。
消石灰 カルシウムを多く含み、反応が早く、少量でアルカリ性に変えることができる 花壇や畑など広範囲の場所に使うと便利。使った直後に植物を植えると根が傷むので、2週間程度は土になじませる
苦土石灰 カルシウムの他にマグネシウムも含む 反応は遅く、少量ではアルカリ性に変わらない。使った直後に植物を植えても根が傷まないので、プランター園芸に手軽に利用
有機石灰 天然の有機物から作られた石灰 ゆっくりと長く効く遅効性なので、直ぐに酸度を矯正する力は少なく、短期栽培の作物には向かない。地力回復の効果もあるので他の石灰資材と併用しながら使用すると良い
ようりん
リン酸を主にケイ酸、苦土を含む遅効性肥料
土中のリン酸を吸収しやすくし、アルカリ性に変えることができる 堆肥と石灰とともに施すと効果的

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