DIYハウツー集

ドイト ハウツー集

珪藻土の塗り方

珪藻土とは?

藻類(プランクトン)の殻が湖底や栄養豊富な海底に長年にわたって堆積してできた硬質の土です。粒子は極めて細かく表面に微細孔が無数にあるため、古くから七輪、耐火レンガの原料や研磨剤、ろ過材、断熱材、防臭剤などとして使われています。

珪藻土を塗る前にCheck!

【事前の段取りをCheck!】
塗装をする場合、その家が居住中であれば事前の段取りをしっかりしておくことが重要です。1日から数日、乾燥に時間がかかりますので「暮らす」事を考えて、「どの部屋から塗るか」「家具の移動をどうするか」「廊下は片側から塗る」等々・・・行き当たりばったりではなく、プランニングが肝心です。また、いきなり大きな面を塗るのではなく、玄関やトイレの一面など、狭い空間から始めると良いでしょう。
 
 
【下地の素材をCheck!!】
珪藻土を塗る際には、塗る場所の下地の状態(凸凹、剥がれや汚れ)を確認しましょう。汚れの具合によっては、汚れやヤニがアクとなって浮き出してしまう場合があります。

◎下地処理が必要な場所の一例
・ベニヤ板
※溝凹みや段差がある場合はパテで補修をしておきます
・コンクリート
・モルタル
・繊維壁

◎そのまま塗れる下地
・ビニールクロス
・石膏ボード
・ペンキ塗装壁
・しっくい壁
★壁の素材が、下地処理が必要かどうか判断が難しい場合は、各店舗のスタッフまでお気軽にご相談ください。
 

用意するもの

[ 1 ] 珪藻土
珪藻土の種類には、[ 1 ]粉を水で練るタイプと[ 2 ]すでに練ってあるタイプがあります。今回は手軽にぬれる[2]のタイプを使用します。塗る面積に合わせて、事前に容量を選びましょう。

[ 2 ] 珪藻土をすくう、「お玉」「ひしゃく」等
[ 3 ] 水がはいったバケツ
 

養生
[ 4 ] マスキングテープ
[ 5 ] マスカー
 

塗装
[ 6 ] コテ板
[ 7 ] 珪藻土用のコテ
 

模様付け
[ 8 ] 模様付け用コテ
[ 9 ] ブラシ
[ 10 ] キッチン用スポンジなど
 

下地処理
※必要な場合のみ
[ 11 ] タッカー(壁紙の浮きをとめるため)
[ 12 ] 下地処理剤

塗装の手順

 1. 塗装面を拭く(準備)

珪藻土の剥がれやアクの浮き出しを防止するために、塗る壁面の汚れをきれいに落とします。

この時、下地処理が必要な素材の場合は下地処理剤を塗布します。(養生が必要です)下地処理剤を塗布することで、珪藻土の吸着性を良くし、たばこのヤニや油ジミ、木のアクの染み出しを抑えてくれる効果があります。また、壁紙の場合は剥がれやボードの凹凸があれば補修しておきます。

【ワンポイント!
下地の不具合はそのまま珪藻土の仕上げや経年変化に影響が出る為、丁寧に行います。
 2. 周囲の養生 
 
塗る壁面の左右、上下のふちに養生をします。
上はマスキングテープ、下側は珪藻土が床面に垂れても良いように、ビニールの付いた養生テープ(マスカー)を使用します。
【ワンポイント!
マスキングテープと壁は、珪藻土の厚さ分2mm程度の隙間をあけて貼ります。
隙間をあけずに貼ると、マスキングテープの上に珪藻土が乗るため、剥がすときに珪藻土を持っていってしまいます。
 3. 珪藻土をコテにとる 
珪藻土をコテ板に盛り、コテの裏(取っ手のない方)で珪藻土をすくい、軽くまぜます。
 
【ワンポイント!】
コテの裏で押し出すようにすくいましょう。
 4. 塗る 
 
[ 1 ] 左上隅から塗り始めます。(左利きの方は右上隅から)
コテ先を下にして平らな面を使い、下方向に隅を塗ります。
塗る厚みの目安は2mmです。

[ 2 ] 隅が塗れたらコテ先を右に半回転させ、平らな面を使って上から下へ、右の隅まで塗り進めます。

[ 3 ] 右上隅まできたらコテ先を下に向け上から下へ塗ります。

[ 4 ] 上部がある程度塗れたら、中面は左上から塗り始め、右下へと塗り進めます。
 
[ 5 ] 下まで塗り進めたら、コテ先を上に向け、左下隅を上方向に塗ります。

[ 6 ] 左下隅が塗れたらコテ先を右に反転させ、平らな面を使って下から上へ、右の隅まで塗り進めます。

[ 7 ] 右下隅まできたら再度コテ先を上に向け。上方向に塗ります。
【ワンポイント!】
◎模様をつけるときは・・・
二度塗りをオススメします。その場合は、1度目が乾く前に連続して塗りましょう。この時点で多少塗りムラが残っても、模様をつけることでほとんど目立たなくなります。
◎垂れ防止には・・・
塗るときに壁にコテ板をつけながら塗ると、珪藻土が垂れても板の上に落ちます。
すでに塗ってある面にはコテ板をつけないようにしてください。
◎すべりが悪くなったときは・・・
乾燥してきたら、水を霧吹きなどで少量吹きかけます。
たくさんかけるとゆるくなってしまうので注意が必要です。
 5. 出隅、入隅を塗る 
 
出隅の場合、両側から角に向かって入隅の場合は角から外側に塗って行きます。

出隅、入隅専用のコテもありますが、通常のコテで丁寧に仕上げるといいでしょう。
 
 6. 模様をつける 
 
模様がつけられるコテやぶらしに持ち替え、好きなように模様をつけます。

【ワンポイント!】
模様をつける場合は、少し厚めに塗っておくと仕上がりがきれいになります。
 
 7. 養生テープを剥がす・乾燥 
 
養生のマスキングテープは、半乾きの状態で剥がします。
壁面を塗り終わったら、1日ほど乾燥させます。

気温、湿度で乾燥時間は変わります。
※こちらのページの画像はイメージです。商品のお取り扱いについては、各店舗にてお問い合わせください。
制作協賛:藤原産業株式会社 様  和気産業株式会社 様