DIYハウツー集

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畑栽培で大活躍!マルチシート

マルチって何??

地表面を資材で覆うことをマルチ(マルチング)と言います。一般的に、畑に利用されるマルチ資材はポリエチレンのシート資材が主ですが、ワラや堆肥、バークチップ等で地表面を覆うこともあります。
マルチ資材の種類により効果は異なり、それぞれメリット、デメリットがあります。季節や条件に応じて使い分けましょう。

マルチのメリット

マルチのメリットとしては、主に雑草予防や土の表面の保温などが挙げられますが、その他にも以下のような効果があります。
 
●土壌の流失予防
●ドロはねによる病害予防
●土壌水分の安定
●土の乾燥予防
●害虫の抑制

マルチ資材の種類

黒マルチ
地温の上昇予防、雑草の抑制効果。特に防草効果が高いため、暖かい時期の雑草が多く発生する春から夏の使用が効果的。
透明マルチ
冬場の地温を上げ、生育を促進したい場合に効果的。暖かい時期は雑草が生えやすいため、秋から冬にかけて植える作物向き。
シルバーマルチ
害虫抑制に効果のある「シルバーマルチ」。光が反射しやすいシルバーはアブラムシの飛来抑制効果、地温の上昇を抑制する高い効果があり、春から夏に使用が◎。

マルチシート幅の選び方

一般的に多くの野菜は65cm~70cmのうね幅で栽培しますので、マルチの幅は95cmの物を用意します。トウモロコシやセロリ、カボチャ、スイカ等の大型野菜は、うね幅が90cm〜100cm必要なため、使用するマルチ幅は135cmの物が適しています。

野菜苗の植え替え方/畑編

\今回は畑に植え替え!!
 
ポットに入った状態の苗から、畑に植え替えるまでの方法をご紹介します!!

用意するもの 

(1)スコップ
畑を深く耕す。うね立て前の土づくりに。

(2)レーキ
土を平らにならすのに便利。

(3)クワ
色々な種類のクワがあるが、うねを立てる場合は平クワが良い。

(4)三角クワ
雑草取りや、細かいところのうね立てに便利。

Step1.うねを立てる

   畑を平らにならす――――――
まずは畑を平らにならします。レーキがあると、平らに整地しやすく便利です。
※作業前に堆肥や石灰等を畑の土によく混和しておきましょう(土壌改良)。
 
 
\なぜ「うね立て」をするの?/
うね立てによって周囲より高さが出ることで水はけ、通気性が良くなります。
また、うねの間に通路を確保することで、作業性が良くなります。
 
 
★ここがポイント!  
・土壌改良は少なくと もうねを立てる一週間前にはおこないましょう。
・マルチを張る際にすき間ができな いように、土はよく耕してつぶを細かくしておきます。
 
 
 
 
   うねの幅を決める――――――
育てる作物により適したうね幅は変わってきます。
棒や木の枝などに紐を張っておくと、真っ直ぐうね立てがしやすくなります。
★ここがポイント!  
 うねの向き 
苗が他の苗の影で発育がじゃまされないように、冬野菜なら東西に、夏野菜は南北に立てるのがおススメです。
 
 うねの幅 
うねの幅は65~70cmが一般的です。一うねで二列に植える場合は、うね幅を120cmにします。
※作物によって適したうね幅は異なります。
 
[1] 一列で植える場合
背が高く育つものや幅の大きい葉物類などにおすすめ
 
[2] 一うねで二列植える場合
背が低めのものや根菜類などにおすすめ
うねとうねの間は通路として広くとっておくと、作業がしやすくなります。
   うねの高さを決める――――――
紐にそってクワを入れて溝を掘り、うねに土を寄せて土を盛上げます。
平うねなら5~10cm、高うねなら20〜30cmまでの高さにうね立てします。
 
★ここがポイント!  
水はけの良い場所や通気性の良い環境を好む作物なら高うね
乾燥しやすい場所や、湿り気を好む作物なら平うね
作物によって異なりますので、事前に確認しましょう。
(1)うねの一番端にマルチシートをおき、土をかけて固定します。(「シート押さえ」で仮止めするとズレにくい)
(2)そのままシートをうねに沿って広げながら片側に土をかけ、うねの端に到達したら20〜30㎝ほど残してシートを切り、土を盛って固定します。
(3)最後にもう片側にも土をかけて固定し、シートのたわみを取ります。
 
★ここがポイント! 
四方に土をかけて固定することで、シートが風にとばされにくくなります。

Step3.苗を植える&水をやる

(1)マルチに十字に切れ込みを入れ、内側にビニールを押し込みます。
(2)植穴を掘り、水を適量入れます。
(3)その中にポットから外した苗を入れ、上から軽く押さえながらまわりに土を被せてなじませます。
マルチ穴あけ器
あらかじめ穴のガイドがないマルチは「マルチ穴あけ器」を使うと便利です。
★ここがポイント!  
苗を植える際は「株間」に注意しましょう。
※株間は苗によって異なります。
例)トマト40〜50㎝、キュウリ60〜70㎝

▼株間(かぶま)とは
苗の中心から隣の苗の中心までの距離
※こちらのページの画像はイメージです。
制作協賛:株式会社鹿沼興産 様、朝日工業株式会社 様、有限会社ボナフィオリア 様