DIYハウツー集

ドイト ハウツー集

バラ栽培初心者の方に、ぜひ知っておいて頂きたいこと

バラは決して画一的ではありません

バラは、育てる気候(大きく国)、栽培の環境(畑、庭)、場所(日当たり、風通し)、コンテナ(鉢)か地植え、仕立て方、栽培方法(水やり、肥料、殺虫、殺菌)などにより、同じ品種でも、花色、花の大きさ、花数、樹高などに大きな違いが出てきます。
 
限られた条件の中で仕立て方を工夫し、面倒を見て、いかに美しい花を咲かせるか、それがバラ栽培家の何よりの楽しみなのです。バラは、植えたら機械的に育ち、花がたくさん咲くわけでは決してありません。

花色について

花弁の多いイングリッシュローズやオールドローズといった系統の品種をはじめ、バラは色の変化が楽しめる植物です。蕾が開き、徐々に大きく開花し、やがて外側の花弁が反り返って終わりますが、その過程で花色は変化していきます。
 
南向き・東向き・西向きなど置き場所で、朝・昼・夕方と時間で、さらには晴天・曇天などの天候で、季節によっても光の反射が異なるので花色は変化します。バラはそれぞれ栽培する環境で、花色が異なることをご理解下さい。

香りについて

植物には、ジャスミンや沈丁花など、辺り一面に強い香りを放つものもありますが、バラの香りはそれらの花に比べるとそれほど強くはありません。"強香"という表示があっても、それは、バラのグループの中での比較であって、花に鼻を寄せて認識する程度です。

しかし香りの優雅さは他に比類がなく、人工香料が発達した現在でさえも、最高級の香水にはバラの香りが欠かせないほどです。密閉された室内で切花にする場合は、比較的強い香りが漂います。

樹高について

コンテナ(鉢)か地植えか、あるいは水遣りの量、回数、仕立て方、剪定方法によって同じ品種でも大きく変わります。
 
通常はコンテナ(鉢)で育てた場合は根の量が制限されるので通常よりもコンパクトに育ち、地植えの場合は大きく育ちます。
 
クラシックローズのサイズ表記は、英国のデーターを元にしているため、高温多湿の日本ではより大型になる傾向があります。

四季咲き・一季咲きについて

バラには一季咲きと四季咲きがあり、四季咲きの中には連続的に咲くものと返り咲きするものがあります。連続的に咲くといっても草花のようにずっと咲き続けるという意味ではなく、初夏に咲いた後、少しずつ何回か花を繰り返す程度です。返り咲きは普通初夏に咲いて秋に繰り返すものを言います。

ちなみにクライミングローズの場合は、四季咲きとは言っても、樹にパワーを取られるため花の量は初夏が10としたら秋は1か2程度です。他の多くの四季咲きのバラは日本の夏が過酷なため、初夏に咲いた後、ぽつりぽつりと少しずつ咲く程度です。反対に、一季咲きのバラは年に1回限りと、咲くパワーを集中するので、咲く姿には見事なものが多くあります。

日当たりについて

バラは、基本的に日なたが大好きです。
 
北面の日当たりの悪い場所では、花が咲く品種は少なく、量も期待できませんが、中には北面や半日陰でも育つ品種もあります。
 
どちらかといえば小輪の白かクリーム系の花が日陰に強いように思われますが、どのバラも、1日3~4時間程度、日が当たれば良く咲きます。
※写真に使用している商品の中には、現在ドイトでお取扱いのない商品もございます。