夏はさらっと、冬にはあたたかい、天然素材のコルクタイルならいつでも適温・適湿を保ってくれるので、素足にやさしく、しかも丈夫で長持ち。コルクタイルはまさに万能な床材なのです。
コルクの原料は、イベリア半島や北アフリカの海岸線に植林されているコルク樫の樹皮です。この樹皮は、樹木の成長を阻害することなく約10年周期で何回も採取することができ、森林資源保護の観点からも改めて注目されている天然素材です。
コルクタイルはコルク材を加工して、ワックス及びウレタン仕上げなどの表面加工をした、大きさ約300mm角、厚さ3~5mmの床材です。タイルのように複数枚を並べて張り込んでいきます。
デザイン性
自然素材ならではのぬくもりと、重厚さがあります。色味の異なるコルクタイルを市松模様に並べてみるなど、工夫次第でバリエーションも広がります。
弾力性
適度な弾力があり、足元を包み込んでくれるような、ソフトな足触りです。
自然素材のぬくもりを保ちながら、表面はさらっとさわやかなので、一年を通して快適に過ごせる床材です。
防湿性
細胞内に含まれる気泡が調湿機能を果たし、結露の発生を抑制します。
吸音性
騒音や振動を吸収しやわらげます。リビングや子供部屋にも最適です。
耐水性
コルクそのものが耐水性に優れ、ワックスやウレタンでの表面仕上げをしているため、防水効果が高く、掃除もしやすいです。
直張りカーペットやラバーカーペットの場合
既存のカーペットをはがし、こびりついている接着剤やラバーもスクレーパーできれいにはがします。
フェルトグリッパの場合
表面のカーペットをはがし、下のフェルトも取ります。グリッパを取り外し、残ったフェルトはスクレーパーできれいに取り除きます。
クッションフロアー(CF)の場合
幅30cm位ごとに、カッターで切り込みを入れはがします。(はがれにくい時は、切り込みを入れる幅を狭くします。)はがした後に下紙等が残る事があるので、これもスクレーパーで取り除いて平らにします。
Pタイルの場合
皮すきを使ってカナヅチで1枚1枚丁寧にはがします。
フローリングの場合
接着剤の食いつきを良くするため、80~100番位のサンドペーパーで表面を軽くサンディングしておきます。