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ハウツー集

手すりの取り付け
高齢化社会に伴い、高齢者の家庭内での事故が増えてきています。家庭内事故件数は交通事故件数より多いという統計もあります。住宅内事故の起きやすい場所は、段差や敷居のある、階段や玄関、廊下などが最も多くなっています。
DIYで階段や廊下に手すりを取付け、お年寄りや子供にやさしいバリアフリー住宅に改善してみませんか。


取り付ける位置

安全面や使いやすさを考慮して、取り付ける位置には基準が定められています。事前に寸法をきちんと計っておくことが大切です。また、取り付け時に注意するのが壁の強度です。石膏ボードなどの中空壁の場合は、間柱のある位置等の確認が必要です。


取り付け位置

A=60mm以内

B=直径35mm丸棒の場合900mm以内
   直径32mm丸棒の場合600mm以内


A・・・丸棒の先端から手すり金具まで
    (ジョイント金具から手すり金具までの長さも同様)
B・・・手すり金具の取り付ける間隔



取り付ける高さ
標準750mmですが、一番使われる方の身体に合わせて設置するのが望ましい高さです。その場合、腰の大腿骨付け根の大転子骨(だいてんしこつ)の高さが最適な高さです。








手すりと金具の寸法
太さ35mmの丸棒を使用した場合、空き寸法は37.5mmで設定しています。この場合、壁面から丸棒の中心までの出幅は55mmとなります。







中空構造の壁

石膏ボードなどの中空壁は柱の位置を確認してすべてのネジが留まるように取付けます。柱と柱の間隔は455ミリ(333ミリの場合もあります)





柱の探し方

「ピン式下地探し機」、「センサー式下地探し機」などを使って柱の位置を捜し、ブラケットの取付け位置を決めます。


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手すり丸棒・手すり金具

ストレート丸棒
ぬくもり32(直径32mm)
ぬくもり35(直径35mm)

Wディンプル丸棒
表面に凹凸の付いた、にぎりやすいタイプです。
ぬくもり32(直径32mm)
ぬくもり35(直径35mm)

手すり金具
壁受
直受
直ジョイント
角度ジョイント
壁受けエンド
エンドベース
L型キャップ
ぬくもり キャップ




手すりの取り付け方

階段手すりの取り付け方

@だいたいの目安として、床から750mmの高さのところに目印のピンを打ちます。
A750mmの位置に打ったピンを糸で結んだり、マスキングテープでつなげで、手すり(丸棒)の位置決めをします。
B手すり(丸棒)の取り付け位置から平行に、直径35mmの丸棒の場合は60mm、直径32mmの丸棒の場合は58.5mm下の位置にピンで目印を打ち、糸で結んだりマスキングテープを張って印をつけます。

C下地探し機を使って、壁裏の柱(間柱)を探し、柱の位置を印付けします。壁に直接印を付けると汚れるので、マスキングテープを貼ってからそのテープの上に印を付けるようにします。
※壁に強度がない場合や、間柱の間隔を気にせずに手すり金具を取り付けたい場合は、ぬくもり手すり専用手すりベースや、ベース板を取り付けて下さい。その上に手すりを取り付けます。(詳しくは、参考「手すりベース、またはベース板を手すりの下地として取り付けるをご参照下さい。)

D手すり棒の両端60mm以内の位置に印を付けます。棒を平らな場所に置き、印を付けた位置に下穴をあけてから、壁受金具をビスで固定します。反対側の端にも壁受金具を取付けます。
E両端の金具を取り付けたら、次に他の金具も同じようにして取付けます。金具の間隔は直径35mmの丸棒の場合は900mm以下、直径32mmの丸棒の場合は600mm以下にしましょう。手すり棒の両端にはキャップやジョイントを必要に応じて取付けます。
F手すり棒に取付けた金具を、印を付けた間柱のある位置にビスで固定します。



階段手すり取り付けの注意点

○手すりの端部は衣装が引っかからないように、壁側または下向きに曲げます。
○階段のはじめと終わりは転びやすいので、手すりは必ず踊り場まで伸ばすように
 しましょう。端部はなるべく200mm以上水平に延ばします。
○手すりは連続して設置します。やむを得ず連続して設置できない場合は、手すり
 端部間の距離を400mm以下にします。
○階段の降りる際の利き手側の壁に取り付けます。

手すり端部は壁側or下向きに
端部は200mm以上水平に
手すりを離して設置する場合、距離は400mm以内にします。




玄関に縦手すりを取り付ける場合


上がり框の段差の昇降時や、履物の着脱時に、体の上下の動きをサポートするのが、縦に取り付ける手すりです。取り付けるときには、下図のように手すりの長さは600m以上とし、手すり下端から上がり框上端の長さは750mmを標準とします。

靴を着脱する位置に縦手すりを設置します。



廊下に手すりを取り付ける場合

取り付ける高さは階段と同様、標準は床面から750mmの高さですが、使う人の腰の高さ(大腿骨付け根の大転子骨の高さ)が適切な高さです。
注意点
○手すりの端部は衣装が引っかからないように、壁側または下向きに曲げます。
○手を滑らせながらつかまるため、手すりはなるべく間を作らずジョイントでつなぎましょう。
○手すりを設置した場合、その分廊下が狭くなります。車椅子を使用する場合など
 には、廊下の幅を広めに確保しておくことが必要です。





参考

手すりベース、またはベース板を手すりの下地として取り付ける


強度がない壁に取り付ける場合や、間柱の間隔を気にせずに手すり金具を取り付けたい場合は、ぬくもり手すり専用手すりベースや、ベース板を取り付けて下さい。その上に手すりを取り付けます。

●手すりベース取り付け例

ベースは自分で木板を用意してもいいですが、市販の手すりベースを使用すると、取り付けがスムーズです。手すりベースを使用した場合、手すりベース専用の受金具が必要です。
−手すりベース取り付けの手順−
@取り付ける位置を計ったら、位置決めをし、間柱の位置にネジでしっかりと固定します。
A端部にはエンドキャップをはめ込み、ネジでしっかりと固定します。
B受け金具をベース表面の溝にはめ込み、スライドさせて固定位置を決めます。
C取り付け位置が決まったら、ネジでしっかりとベース材に固定して下さい。
D付属のベースカバーを寸法に合わせてカットし、ベース表面のレール部にはめ込みます。
E受け金具に丸棒をのせ、位置決めをします。丸棒に下穴を開けてから、受け金具にネジで固定します。
F丸棒の端にエンドキャップを取り付けて完成です。
資料協力: 和気産業株式会社

※写真に使用している商品の中には、現在ドイトでお取扱いのない商品もございます。