結果速報！RIZIN34(ライジン34) リアルタイム更新 試合と生中継と見逃し配信

朝倉未来VS齋藤、2試合目。
前回では朝倉が優勢と思われていたが結果は判定で齋藤の勝ちとなり、試合後も議論を呼ぶ試合であった。朝倉も対戦後に負け惜しみとも取れる動画を出したことによりさらに物議を醸しだした。そのようなことがあった中、朝倉のリベンジマッチとなる2戦目。朝倉がどのような齋藤対策をしてきたか注目されている試合となり、結果として朝倉が前回の反省点やクラベル戦からの反省点を活かした試合となり、またもや判定決着になるものの今度は勝者がハッキリと分かる試合となり朝倉が勝利して幕を閉じた

私が特に印象に残っているRIZINの試合は、２０１５年１２月２９日にさいたまスーハ?ーアリーナで行われた桜庭和志VS青木真也戦です。（）
この大会は、RIZIN旗揚げ興行として行われました。
PRIDE時代を知る格闘技ファンにとって、桜庭和志は間違いなく総合格闘技の “レジェンド” です。
そして青木真也は、PRIDE消滅以降、世界で通用する日本人総合格闘家として、誰もが認める存在です。
その二人が対戦したのです。
しかし悲しいかな、４６歳の桜庭和志はあまりにも年をとりすぎていました。
試合開始早々に組みついてテイクダウン、あっけなくサイドポジションを取った青木真也。
年をとったとはいえ、桜庭和志をいとも簡単にその状態にもっていった青木真也の実力が光ります。
青木真也は鉄槌や肘での攻撃をしかけ、今度はマウントポジションに移行しました。
ブリッジで必死に逃げようとする桜庭和志を、青木真也は常にコントロールし続け、容赦なくパンチを叩きこみます。
開始３分後、マウントポジションは脱するものの亀状態の桜庭和志、その後またマウントポジションへ、そしてまた亀状態。
その間も容赦なく青木真也は、桜庭和志を殴り続けました。
まるで、手を抜くことは “レジェンド” に対しての “侮辱” であるというように。
結局、桜庭和志は一度も青木真也の寝技地獄から脱することができずに、桜庭陣営のタオル投入(降参の意思表示)により、試合は青木真也の勝利となりました。
試合後、タオル投入が遅いと怒りを露にする青木真也、その気持ちが痛いほどわかります。
画面を観ながら「もう逃げられないよ」「桜庭が壊れちゃうよ、早く止めろ」そう叫んでいる私がいました。
試合後に、やっと立ち上がった桜庭和志と抱擁する青木真也が、突然号泣し始めます。
後で知ったことですが、青木真也の耳元で『これが仕事だよ』と桜庭和志が呟いたということでした。
このような結果になることを、一番わかっていたのが桜庭和志だったのかもしれません。
PRIDE時代の完全なる終息のために、４６歳の桜庭和志を “生け贄” にする必要はなかったと、今でも私は思っています。
しかしPRIDE運営サイドとしては、総合格闘技を再び日本に定着させるために、なりふり構わず利用できるものは利用しようとしたのでしょう。

斎藤裕 vs. 朝倉未来
なんと言っても今やRIZINの顔となった朝倉未来選手の試合が楽しみです。前回の斎藤戦では、少し守りに入り過ぎていたので、今回は是非攻撃的な試合展開でKOしてくれることを期待しています。今年はフィジカル面でかなりパワーアップしたと思うし、格闘技へのモチベーションもこれまでより強いものがあると思うので、打撃技、寝技ともにバリエーション豊富な強さを見せてくれるはず！

堀口VS朝倉海２はカーフキックが朝倉海の早い動きを止め、KOした作戦勝ちの試合であり、堀口の強さを感じました。１でKOされた堀口も悔しかっただろうし海対策でいろいろ考えたのだと思います。カーフキックは反則だとかせこいとの声があるますが、そのような技があると知った事と周りの格闘家も真似をする選手が増えたと思います。イージーファイトと堀口が放った言葉も物議はあったものの良い試合でした。
物議がありました。

矢地祐介VS朝倉未来です。当時、矢地はRIZINのエース候補でしたが、ここ数試合は連敗が続き苦しい状態でした。対する朝倉未来は地下格闘技団体のアウトサイダーから来た人気選手でデビューから数試合負け無しで人気も急上昇中でした。このカードは試合前からお互い煽り合いが物凄くて記者会見時もハラハラドキドキしながら見たことを覚えています。試合は朝倉未来が判定勝ちですが、矢地祐介に何も仕事をさせず、実質KO勝ちのようなものでした。この試合後から朝倉未来はスター街道を歩んで行き、そして現在に至るのでとても印象に残った試合でもあります。